お酒(アルコール)による脱水症状




アルコールの過剰摂取は脱水症状を引き起こす原因です。
水分なのに「なぜ?」と不思議に思われるかもしれません。

実は、ほとんどのアルコールには「利尿作用」があるのです。



利尿作用のワナ

・運動した後
・お風呂上がり
・会社で飲み会
・サークルのコンパなど

疲れを癒したり、楽しい集まりで飲むお酒は最高ですね。

しかし、アルコールには利尿作用がある為に、
飲み過ぎると尿の量を抑えるホルモンの働きが低下してしまいます。

これは飲んだらすぐにトイレに行きたくなるビールだけに当てはまることではなく、
アルコール全般に共通することです。

乾いた喉を潤すために摂ったアルコールによって、
体内の水分がますます体外へ排出されてしまうのです。

結果、脱水症状が起こり血流が悪くなってしまいます。

脱水症状が起きると?

脱水症状の初期段階では、吐き気・頭痛・耳鳴り・冷汗・動悸などの症状が見られ、
症状が進むと意識を失うこともあります。しかし、これだけでは収まらないこともあるのです。

脳梗塞を引き起こす脱水症状

脳梗塞を起こした方の4割は、就寝中に発作を起こしています。
就寝中は冬でも発汗しますし、
血圧も下がりやすいので血流が悪くなって血栓が出来やすくなってしまうんですね。

ただでさえ脱水症状を起こしやすい状況で、
お酒を飲んでそのまま水分を摂らずに寝てしまった場合、
血栓が詰まって脳梗塞を発症する可能性はゼロではありません。

そのまま死に至ってしまったとしても、それは不思議でも何でもないのです。

お酒を飲んだら必ず水を飲んでから寝るようにしてくださいね。



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