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運動に夢中になってくると体温が上昇し始めます。
人間の体は、発汗することによって体内の熱を外に逃がし、上昇した体温を元に戻そうとはたらきます。
最初の段階では、発汗の為に血液は皮膚にだけ送られています。
しかし、運動の時間が長引いたり、運動の強度が上がってくると、
皮膚だけではなく筋肉にも血液が流れるようになってしまいます。
それでも、運動前日の水分摂取が十分である場合には、
ひどい脱水症状が起きるまでには至りません。
しかし、喉に乾きを覚えている状態であるにも関わらず、
水分補給を行わずに更に運動を続けた場合、血液中の水分がかなり減少してしまいます。
水分が減ったどろどろの血液は流れが悪くなり、
体内の水分はかなり減少、そして以下の症状が引き起こされます。
・筋肉のけいれん
・倦怠感
・吐き気、めまい、頭痛
・キーンという耳鳴り
・大量の発汗など
脱水症状をそのまま放置しておくと、意識を失うこともあります。
脱水症状は、曇りの日や真冬でも条件が整えば起こる症状です。
運動の前後では以下のような水分摂取をしておくといいでしょう。
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・運動を始める30分ほど前に500mlくらい冷水をとる
・運動中には15分おきくらいに冷たい水分を摂る
1時間以上運動を行う時には、スポーツドリンクを薄めたもので水分補給するようにしてください。
水よりもスポーツドリンクは浸透圧が低いので、体内に早く吸収されます。
※喉が乾いているのに我慢して、一気に水分をとるとお腹が痛くなるので注意しましょう。
スポーツ時の水分補給はとても大切です。 |
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