下痢による脱水症状




下痢が原因で起こる脱水症状は危険です。

体重が5%以上落ちるような激しい下痢が続いた場合、
腎不全を発症してショック状態を起こすこともあります。




なぜ「下痢」で「脱水症状」?

下痢の時は水分吸収が腸で行われていませんし、逆に腸の中に体内の水分が出ています。

下痢を起こしている時は体力をかなり消耗しますから、
下痢の原因になっているものを除去することももちろん大切なのですが、
最も気をつけないといけないのが「脱水症状」です。

また、重度の症状が出ている場合にはすぐに病院を受診しましょう。
脱水症状は、嘔吐や吐き気などの症状が出た後、死に至るケースもあります。

脱水症状を防ぐには、スポーツドリンクを飲むことで予防することができます。

※下痢は身体の防御反応ですので、下痢を止める薬はすぐに服用しない方がいいでしょう。

赤ちゃんの下痢による脱水症状

赤ちゃんの脱水症状も大変です。
大人は体重の60%が水分だと言われていますが、
赤ちゃんはなんと体重の70〜80%が水分です。

大人が24時間水分を摂らないでいるのと、
赤ちゃんが7時間水分をとらないのはほぼ同じ状態を意味します。
赤ちゃんはすぐに脱水症状を起こしてしまうんですね。

赤ちゃんは免疫力が低く、すぐに下痢を起こします。
半日以上おしっこが出ていないなどの症状が出ていたら
脱水症状を起こしている可能性があります。

体重が落ちていたり、皮膚の弾力がなくなっていれば尚のこと深刻な状態です。

こういった場合には、すぐに病院を受診させてあげましょう。



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