脱水症状の対処法


下痢、嘔吐、発熱などで脱水症状を起こしてしまった場合、
安易に水を飲むなどすると
腹痛や水中毒を起こしてしまうことがあります。

※水中毒
大量に水を飲むことで、血液中のナトリウムバランスが崩れ
昏睡・けいれん・嘔吐・頭痛などの症状が出る症状です。
最悪なケースだと死に至ることもありますから、
多量の水分摂取は控えるようにしましょう。



脱水症状が起きたら?

軽症であれば、電解質を含んだ水分を経口摂取します。
スポーツドリンクなどがそれに当たります。

※赤ちゃんなど小さいお子さんの場合は、
スポーツドリンクを飲ませないようにしてください。


前述の水中毒を起こすことがあります。
赤ちゃんの場合は経口補水塩を摂取します。

◆経口補水塩とは?

ブドウ糖と食塩を混ぜ合わせてつくられたもので、
発熱・嘔吐・下痢による脱水症状を起こしている方に用います。
医療機関においても脱水症状の治療に用いられることがあります。

※「経口補水液」という糖質や電解質を含む飲料水が販売されています。
おうちに子供さんや高齢者がいる場合は、買い置きをしておくといいかもしれませんね。

重度の脱水症状の場合は?

重度の脱水症状は命にかかわります。

脱水の原因によっては、水を飲ませることは危険です。
すぐに病院を受診するようにしてください。



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